sample life story~ある住所不定無色のおはなし~

非売品サンプルのライフストーリー

第3話 初受注

開業届を出して家に帰ってきたその時

 

飲み仲間の内装屋さんからの電話が鳴った

壁紙はがしと片づけのお手伝いをしてほしいという

 

おぉっと

告知もしてないのに初受注!!

はつじゅちゅう!!

 

それだけではなく

学生時代からお付き合いのある市役所の方からも電話があり

町おこしのイベントを手伝ってほしいという

 

いきなり初日に二件も受注した!!

 

向こうは個人事業主になったことも

すでに便利屋であることも知らない。
そこに発注してるとも思ってない。

でもこっちは勝手に初受注!と喜ぶ

特に報酬の金額は聞いてないし

町おこしイベントはボランティア感があったけど

お金をもらうことよりも仕事をもらうことの喜び

 

必要としてくれて声をかけてもらってすごくうれしかった。

幸先のいいスタート